せっかく中小企業診断士の勉強をするなら、教育訓練給付金をもらいたいですよね
「スタディングなどのいわゆる通信講座も給付金の対象になるの?」
「試験に不合格だった場合、給付はあるの?」
など、気になる点が色々あったので調べてみました。
今回は、スタディングの中小企業診断士講座で教育訓練給付金をもらう方法について紹介します!
この記事のポイント
調べた結果から先にお伝えすると、
・スタディングの中小企業診断士コースは、給付金の対象で、費用の20%が給付されます。
・ただし、対象となるのは、単年度コースの「教育訓練給付制度(一般)対象講座 中小企業診断士 1次2次合格コース コンプリートコース」のみです。
中小企業診断士の勉強でスタディングの購入を検討している人は、この内容を知らないと損するかもしれませんので、ぜひ参考にしてください!!
教育訓練給付金制度とは
教育訓練給付制度とは、国(厚生労働省)が労働者のキャリアアップやスキルアップを支援するための制度です。
給付される金額
どんな資格を目指すかによって給付金の種類が異なります。
受給できる条件
条件は、「雇用保険を払っている事」(3年以上加入、初めて貰う場合は1年以上加入)です。なので、自営業の方などは対象にはならないと思います。
会社に勤めている人に向けた制度という印象です
スタディングなら学費の20%が給付されます。
スタディングの中小企業診断士コースは、教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象なので、学費の20%が給付されます。
対象コースは69,300円なので、13,860円を受給することができます。
ただし、対象となるのは
教育訓練給付制度(一般)対象講座 中小企業診断士 1次2次合格コース コンプリートコース[2024年度試験対応]
のみです。
スタンダードコースやパーフェクトコース[2024+2025年度試験対応]は対象外なので、ご注意ください。
他のコースと何が違う?
給付金制度対象講座は、パーフェクトコースとほぼ同じ内容です。
異なるのは、学習Q&Aチケットの枚数が少ない点と、単年度試験対応の点です。
1年以上勉強する予定の人は、2年度分対応コースを通常購入する方がいいかもしれません
中小企業診断士コースの給付金制度利用までの流れ
スタディングで給付金制度を利用する流れは以下のとおりです。
給付金制度の申請は、ハローワークで行う必要があります。
ハローワークが初めてで行きづらい人は、受給資格の確認も兼ねて、一度足を運んでみることをおすすめします。
ハローワークは「お役所っぽい感じ」ではありますが、市役所よりは活気があって利用しやすいですよ
修了要件について
給付金制度を利用するには、修了要件を満たす必要があります。
スタディングの中小企業診断士コースの修了要件は以下の通りです。
その他の気になる点
試験に不合格、もしくは受験しなかった場合、給付されるの?
中小企業診断士試験に不合格だったり、受験しなかった場合でも給付はされます。
試験の合否や受験の有無は給付条件に含まれないので、修了要件さえ満たせば給付金をもらえますよ
割引やキャンペーンと併用できる?
割引やキャンペーンは利用できますが、給付金は割引後の金額で計算されます
冊子版テキストオプションは給付対象になる?
冊子版テキストやオプション講座の金額は給付対象外です
まとめ
スタディングの中小企業診断士コースで、教育訓練給付金を受け取るメリットとデメリットについてまとめておきます。
デメリット
・対象コースが単年度対応講座のみなので、来年度も勉強する予定の人には不向き
・ハローワークで手続きが必要
メリット
・受給資格がある人は、対象コースを購入し修了要件を満たしてハローワークで申請すれば、13,860円もらえる
・試験に不合格だったり、受験をしなくても給付を受けられる